一般救命講習会

こんにちは!
長久手市のサービス付き高齢者向け住宅
『あんのんハウス竹の山』スタッフの」ancoです(^_-)-☆

 11月17日の木曜日、長久手消防の方に来ていただき、一般救命講習を皆様と一緒に
受けました。
あんのんハウスの職員、入居者様とそのご家族様にもご参加いただきました。

講習の内容は、心臓が止まってしまった時の、救急車が来るまでの対処の仕方。
AEDの使い方。
食べ物が詰まって呼吸ができなくなってしまった時の、軌道異物除去の方法を教えていただきました。
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心臓が止まってしまった場合、119番をしてから救急車が到着するまでに約5~6分。
1分に120回心臓マッサージをするとして、700回くらいは必要になってきます。
マッサージする位置は胸の真ん中、胸骨の上あたりです。
私たちが人工的に行うマッサージでは通常の心臓の動きの30%位の力しかないのだそうです。
けれど、その5~6分の間にマッサージをするかしないかで、患者さんのその後が大きく変わってくるそうです。
お年寄りは、心臓マッサージをすると胸骨が折れてしまうこともあるそうですが、それでも
続けて行ってほしいとのことでした。

職員は皆、人形で心臓マッサージのやり方を体験しました。
力のあまりない女性スタッフだと、頑張ってやっても人形の胸があまりへこまないのですが、
男性スタッフが行うと人形の胸が5センチくらいへこむのに驚きました。

心臓マッサージをするときは、柔らかい寝具の上ではなく、できるだけちゃんと胸が押せるよう
固い床の上などの方が良いそうです。

最近はずいぶん普及した印象のあるAEDのやり方も教えていただきました。
アナウンスに従って行うだけなので、とても簡単ですが、いざというときに落ち着いてできるかどうかがカギになりそうです。
AEDを使う場合は感電の恐れがあるので、ぬれていたら拭いて、アクセサリーは外してくださいとのことでした。
使う方も電流が流れる時は、ちゃんと患者さんから離れないと感電してしまうので気を付けなければなりませんね。

そのあとは、のどに食べ物が詰まってしまって呼吸ができなくなってしまった場合の、軌道異物除去の方法を教えていただきました。
2通りのやり方があって、1つ目は患者さんを抱え込んで、後ろからみぞおちあたりをぐっと突き上げるように押す、腹部突き上げ法。
2つ目は、背中をバシーンと勢いよく叩く、背部叩打法です。
どちらもいざというときに実践できるといいですね。

今回の講習は私たちにとって、とても為になる講習でした。
ないにこしたことはありませんが、いざという時は、習ったことを落ち着いて実践できたらと
思います。
定期的にこういった講習を受けることで、私たちの知識も意識も変わっていくと思います。

明るく丁寧に教えて頂いた、長久手消防の方々、本当にありがとうございました!!